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今回は前号からの続きです。どうやって体重54キロの私が、体重90キロの選手を8人倒して見事黒帯を獲得したかの話です。

自分なりの経験談がある方は飛ばしていただいて結構です。

就活生のみなさんには、どうやって問題、課題を解決したのか?その過程をこのブログから学び取ってくれると嬉しいです。

さて、54キロ級の軽量級の私が、90キロ級のおにぎり選手をどうやって倒すのか?今改めて整理すると次の手順で実行しました。

1 どうして勝てなかったのか(負けたのか)の原因分析

2 どうすれば勝てるのか方法論の追求

3 勝つためにひたすら練習

4 結果

5 まとめ

ではこれら内容をご紹介します。

1 どうして勝てなかったのか原因分析

単純に「体重の差」これしかないなと思いました。私は投げ技にはそれなりの自信がありました。そして寝技は苦手でした。

そもそも柔道は、投げ技と寝技の二種類です。寝技には分類すると「抑え込み」、「締め技」、「関節技」と三種類に分類できます。

体重の差が思いっきり出るのはどちらかというと「寝技」であり、「抑え込み」が一番不利になると私は思っています。

現に私が負けた前回の戦いの中で、一番悔しい負け方は、背負い投げで相手から「技あり」を取った後、すぐに抑え込みに入り、完璧に勝ったと思ったら!

まさかのひっくり返されてそのまま乗っかられて身動き取れずに負け!でした。54キロが90キロに乗っかられたら無理><!

どんなにきれいな投げ技を決めても、一本で倒せない限り体重差のある私には仕留めることはできない。仕留めきれなかった時、次はどうするのか?

これがないと勝つことができない。私が負けから学んだ内容となります。

2 どうすれば勝てるか方法論の追求

ではどうするか?私が考えた選択肢は次の通りでした。

①投げ技を追求し、一撃で倒す!(つまり一本を取る!)

②投げ技で一本は取れないもののポイントを取り、寝技に入らず優勢勝ちとする。

正直なところ、体重54キロの私が90キロのおにぎりを一本取って倒すのは、かなり難しいです。元々お互いに1級。つまり技量は同程度なわけですから。

では優勢勝ちを狙うというのは?試合時間は3分間。90キロの相手に3分間戦い続ける。しかもそれを1日4試合。とても体力がもちません。

考えに考えた結果がこれです。

③投げ技で一撃で倒す!しかし倒しきれなかったら、寝技に入る。ただし、関節技又は締め技に入れたときのみ

やはり柔道ですから投げ技にこだわらなければなりません。しかしながら一本はなかなか取れない。そこで体重差が出にくい関節技と締め技を磨くことにしました。

これで私の戦い方がきまりました。

私得意技は、背負い投げと抱え小内刈り。ほぼ相手を倒すことができます。これに関節技で「十字固め」締め技の「送り襟締め」を加えて再度昇段審査にチャレンジしました。

締め技と関節技は、決まってしまうと本当に一瞬で「参った(ギブアップ)」を取ることが出来ます。

3 勝つためにひたすら練習

自分の戦い方が決まったら、後はひたすら練習。高校一年生だった私は、高校三年生で体重90キロの先輩を捕まえて、毎日、毎日乱取り稽古を続けました。

ひたすら私の得意技4つ(背負い投げ、抱え小内刈り、十字固め、送り襟締め)を磨き続けて。

4 結果

中学三年生で惨敗した昇段審査(1分け3敗)でしたが、高校1年生の春に見事昇段審査で4連勝2回で合計8勝することができました。

5 まとめ

どうですか?失敗や負けを経験すると、なぜそうなったのか?次どうすればいいのか?そう考えるきっかけになりませんか?

シンプルですがこんな感じであなた自身の言葉でエピソードをまとめてみると、面接官の心に響きますよ!

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