社畜にならないために①「悲しさバ〇ほど出世が早いとは」

　みなさん！一緒に社畜にならないために考えてみましょう！社畜の定義はみんなそれぞれ。私は①長時間労働②低賃金③やりがい無し！やらされ仕事。これらに該当したら、もはや社畜と私は認定しております。

　さて、みなさんの会社では、優秀な社員が出世しますか？調子がいい奴が出世しますか？それとも〇カな奴が出世しますか？私が見る限り、日本の古い体質の会社ほどバ〇が出世するようです。私の身近にあった実例をご紹介します。きっと「あるある！」、「そうそう！」の言葉が聞けそうです。

私の勤続30年の会社員経験では、社畜にならないための結論は、ざっくり次の通りだろうなと確信しています。(思い込みあり！！)

【結論】

　古い体質の会社・・・・・・“能ある鷹は爪を隠す”が正解。

　新しい体質の会社・・・・・“能ある鷹は爪を出す”が正解。

　さて、古い体質のエピソードどうぞ。まあ、呆れるし、笑えますから！！

【エピソード①】

　出来の良いＡ君と出来の悪いＢ君がいました。結論から言うと、出来の悪いＢ君は、自分の希望が叶って、希望する部署へ栄転することが出来ました。出来の良いＡ君は、何年も何年も同じ部署で平社員のままです。さて、いったいなぜこんなことが起きるのでしょうか？皆さん分かりますか？

　（答え）

　Ａ君とＢ君の上司は次のように考えます。

「自分の部下を昇進させて、自分の査定を上げたい！Ａ君はとても優秀なので、Ａ君が抜けると自分の部署の仕事が回らなくなる。一方でＢ君は正直お荷物だから、Ｂ君を昇進させて他部署に出してしまおう。自分の部下から役職者を輩出できれば管理職としての査定も上がる。一石二鳥だ！」

　もうお分かりいただきましたね。私が見た限り、古い体質の会社では、上司は自分のことしか考えませんので、優秀な人は抜けると上司自信が困るので、出世できないことが多くあります。

　※古い体質の会社にある傾向です。全てに当てはまるわけではありません！！！！

【エピソード②】

　配達員のＣ君は、毎日のように誤配達を繰り返しており、上司Ａは大変悩んでおりました。一応正社員であるため首にもできません。そこでなんとかＣ君を他の部署は転出させることができないか考えます。

　「Ｃ君。君は配達よりもお客様と接する営業担当のほうが向いていると思う。しかも法人専門の営業担当だ。制服ではなく、スーツを着て仕事をするようになるんだが、どうかな？」

　単純なＣ君は大喜びをして同意します。そして上司Ａは全力でＣ君は大変優秀で営業に向いているという調書を作り、強力に推薦して見事Ｃ君を法人営業専門セクションに栄転させることに成功しました！

　法人専門セクションの上司Ｂは、今大変悩んでいます。転入してきたＣ君が取引先の企業と問題を起こしてしまいました。虚偽の説明をして相手側に1千万円もの損失を与えてしまい、損害賠償を請求されてしまいました。

　当の本人であるＣ君は、医師からの診断書を持って早々に休職に入りました。上司Ｂは、多大なる労力を費やして、後処理を行い、やっとの思いで処理が済んだころ、Ｃが復職してきました。上司Ｂは、Ｃ君に対し、法人専門セクションで働くことは難しいと思うので、元の配達部署へ戻るほうがいいのではないかと対話をしました。ところが・・・・

　「いえ。私は配達の部署に戻るつもりはありません。こちらで頑張らせてください。」この言葉に上司Ｂはほとほと困ります。そこで上司Ｂは、なんとかＣ君を他の部署は転出させることができないか考えます。

　「Ｃ君。君は営業職よりも事務職のほうが向いているのではないかな。営業所ではなく、管理部門である支社で働く気はないか？将来の管理職候補にもなれるかもしれないよ。どうかな」