スポンサーリンク

社畜にならないために⑤(お客様神様じゃない!)

スポンサーリンク
②社会人編
スポンサーリンク

 みなさんに最初に強く言いたいことがあります。それは、「お客さまは神様ではありません!」以上!!私が今日言いたいことはこれだけです!以下私なりの考えです。参考になりましたら幸いです。

 ①そもそもなぜお客様は神様なのか?(と言われるようになったのか?)

 ②お客様は神様ではない理由

 ③まとめ

①そもそもなぜお客様は神様なのか?(と言われるようになったのか?)

 そもそもなぜ「お客様は神様!」となったのかは、みなさんご存じかと思います。所説ありますが、某有名演歌歌手がコンサートなどの際に、「お客様は神様でございます!」と言い始めたことがきっかけとも言われております。

 ただ、私が思うにそもそも日本人の気質にその原因があるのではないかと思います。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を招致する際に行ったプレゼンで、日本の有名女優さんが言いましたよね?「お・も・て・な・し」!私はこれが根底にある原因・理由であるものと感じています。

 この「お・も・て・な・し」なのですが、私なりに要約すると、「本来の価値以上のサービスを提供して、お客様に最高の満足をしていただこう」。どうでしょうか?みなさんも文字にしてみると意外に「そうそう!」とか「言われてみると確かに!」とか思われませんか?(ここで、いや私の考えは違うなと思う方はなおさら読んでみてください!)

 誤解な内容に付け加えますが、 「お・も・て・な・し」 の精神が悪い訳ではないです。と言うより、この気持ちをもってお客様に接していくことは大切なことであることに間違いはありません。一見矛盾しているようですが、以下理由を述べてまいります。

②お客様は神様ではない理由

 そもそもお客様と店員(この場合サービスや商品を提供する側)は対等だと思います。理由はいたって簡単。みなさんコンビニで500mlのペプシコーラを購入するときに、300円出しますか?出しませんよね。まあ通常ですと140円前後で販売されていますし、その金額で購入するでしょう。それは、「ペプシコーラ500mlは140円が妥当な価値だ」とほぼ皆さんが思っているからです。

 140円お金を支払って140円のものを買う。どうですか?基本的には個人の価値観に基づきという前提がありますが、世の中全てこの「等価交換」の法則で成り立っていると考えてよいと思います。(だって、いやなら、おかしいと思うなら買いませんよね?)もしも、140円の価値しかないものを300円で買ってくれるならそれは神様と言いたくなるかもしれませんが、そんな方いませんよね?

 もちろんディスカウントショップで98円なんてありますけどね。私がここで申し上げたいのは、お客様(お金を支払う側)と店員(商品サービスを提供する側)は、「等価」であるということです。(鋼の錬〇術〇でいう「等価交換」!)ちなみに、嘘はもってのほかですが、上手いトークで本来よりも高く売りつけるなどは今は触れませんので悪しからず!

 ところが今の日本人のお客様は、店員に対して言葉遣い、態度、商品にプラスするノベルティの有無など、様々な付加価値があって当然と知らず知らずのうちに思っているのではないでしょうか。それが当たり前になってしまっているからだと思います。逆に外国の方がSNSで日本のおもてなしについて感動したと投稿したものを思い出してください。

 意外にも日本では普通にどの店でもやっているようなことでも外国の方は感動されてませんか?それは文化の違いでしょうが、外国ではなおさらお客様は神様という概念はありません。提供したサービス、販売した商品に対して、相応のお金を支払ってもらっているだけです。ですか、過剰なサービスの要求は、不当要求とまではいいませんが、そのように捉えることがあるようです。

 そしてこの「お・も・て・な・し」の困ったことは、良識のあるお客様は総じて喜びとして受け取ってくれるのですが、良識がない一部の、いや今の日本人ではかなり多くのと言ったほうがいいかもしれませんが、140円のお金を支払って、140円以上の価値を提供することが当たり前であると思ってしまっているように感じるのは私だけではないと思います。

 ここが日本特有のどんでもないクレームが発生し、不毛なお客様(もはや神様でもお客様でもない)対応を増やしてしまった結果、日本の生産性を著しく落としている原因の一つと私は考えております。

③まとめ

 お客様と店員(サービスを提供、商品を販売する側)は対等です。お支払いいただくお金と提供するサービス、商品は等価だからです。店員側は、ご利用いただいたことを感謝することは必要だと思いますが、何も神様と思うほどば過剰なほど丁寧にする必要はないと思います。

 私だったら、満面の笑み、素晴らしい言葉遣い、つまり行き届いた教育ですね。これらが欲しいなら高級料亭、高級レストラン、デーパートへ行きます。普段利用しているコンビニや、仲間たちと行く安い居酒屋にまでそんなことを求めません。それなりに高い要求をするならば、高いお金を払ってください。

 それがこれからの日本をもう一度豊かにする方法の一つではないかと感じています。みなさんも知らず知らずのうちに過剰な要求してませんか?自分の要求に対して、相応の対価を払っていないのならば、それはあなたが店員さんをいじめていることになりますか。そならないことを切に願っております!

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました