私の30歳頃の失敗談です。みなさん!やくざから電話がかかってきたことありますか?私はあります!びっくりしたな~約20年くらい前の話です。
今では「特殊詐欺」という立派な名称がついていますが、まあ当時でいうと「ゆすり」とか「言いがかり」ってやつだったのでしょうか。
内容は「出会い系サイトの未払い料金を払え!金額は30万円だ!」というものです。なんだって~( ゚Д゚)という身に覚えのない内容でした。
確かにあの頃、出会い系サイトなるものが流行り始めて、私も興味本位で閲覧しておりました(笑)もちろん無課金ですよ!
その時に使っていたニックネームが確か「ブルーイーグル」だったと思います。エピソードはこんな感じです。
【エピソード】
ある日携帯に電話がかかってきました。「はい。●●です。(普通に名乗りました。)」するとやくざから「●●さんですか。利用されていた出会い系サイトの料金払ってもらいたいのですが。」
とまあこんな感じで電話が始まりました。やくざは続けざまに「サイトの登録名はブルーイーグルですね。利用料金30万円です。」
とまあこんな具合に行ってきたのですが、私もすかさず「そんなに使用した覚えはありません。」と言い返しましたがそこはやくざです。
「こちらには利用履歴があるんですよ●●さん。どうしても払ってもらえないというなら、うちの若いもんをそちらに取りに行かせるしかありませんね。」
(なんだって~顔面蒼白状態~~)大混乱していた私にさらにやくざが追い打ちをかけます。「まだ小さいお子さんの声が聞こえますね~~」
「お子さんを怖い思いさせないためにも、利用料金振り込んでもらえますね?」とかなり強い口調で脅してきました。
大パニックになっている私でしたが最後に出てきた言葉がナイスでした。それは「弁護士に相談します。」
するとやくざはたたみ掛けます。「弁護士なんて関係なぇーよ。うちの若いもんに取りに行かせていいんだな?」
それでも私はひたすら言い返します。「弁護士に相談します。弁護士に相談します。」するとやくざは吐き捨てるように言いました。
「じゃあうちの若いもんをそちらに取りに行かせるから、そのつもりでいろや。」これで電話が切れました。
当時まだ子供が2歳くらいだったと思います。(今は22歳~~)すぐに知り合いの損保代理店の社長に連絡し、ことの顛末を話して弁護士の照会を頼みました。
すると損保代理店社長からは意外な言葉が出てきました。「ほっとけば大丈夫ですよ。自宅になんて来ませんから。」
「電話番号から自宅の住所を確認することはできません。相手に住所を伝えてないならただの脅しです。完全に詐欺ですよ。」
とまあこんなあっけない結末。ですが当時私も若かったので、初めてのやくざからの脅しの電話には
本気で震えましたね。
(情けないな~~)
【まとめ】
昔は、電話がかかってきたら名乗るのが礼儀でしたが、今は知らない電話番号からかかってきた電話は、自分の名前は名乗らないが基本です。
また、この手の詐欺については、毅然とした態度で嘘でもいいから「弁護士に相談しますので。」と言い切りましょう。それだけでも特殊詐欺は防げます。
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