究極の選択(親友と恋人どちらを選ぶか)

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①燃え上がる恋愛編

人生において何度か遭遇する究極の選択。その代表的なものを挙げるとすれば、「恋人を選ぶか親友を選ぶか」なんていかがでしょうか。私が約30年前に遭遇した究極の選択。これがまさに「恋人を選ぶか親友を選ぶか」でした。さて私が選んだのはどっちだ!簡記バージョンだけでもご覧ください!

【エピソード】

いよいよ私も20歳となり、成人式を目前に控えていました。スーツも買い、後は成人式当日を指折りに数えて迎えるだけです。当然成人式には、中学の時からず~とつるんでいる大切な仲間たちと出席する予定です。その後はきっと大宴会になるだろうな~。

成人式をあと10日後に迫ったある日、母に用事があり、母のパート先まで行きました。駅前にあるクリーニング屋です。ですが母の用事は正直どうでも良かったのです。実はもう一つ私にとっては重要なお目当てがいたのです。それがアルバイトのMちゃんでした。

前から気になっていたというより、出来ればお近づきになりたい!と思っていました。結構かわいい女の子で、思い返しても私が歴代お付き合いした女の子の中でも抜きんでて可愛い子でした。

母のパート先のクリーニング店に行くと、いつもはボチボチお客さんがいるのですが、その日は全然いませんでした。私は母への要件を済ませると、Mちゃんと簡単な挨拶をして話しかけました。

他愛もない話をしていた時、母から思いがけない言葉が出ました。「Mちゃんも今年成人式よね、うちの子も成人式なのよ」その時、初めて二人は同い年であることを知りました。そして母が話を続けます「Mちゃんは誰かと成人式いくの?」

私はピクっと反応をしました。このくらい可愛い子なんだから当然彼氏と行くんだろうなと思い込んでおりました。するとMちゃんは、「いえ一人で行く予定です。」と答えました。私は心の中で(なんですと~~~)と叫びました。なぜなら、これだけの美人が一人で行くはないだろうとさっきまで思い込んでいたからです。

そして何よりびっくりしたのは、またまた母から「じゃあうちの子と一緒に行けば?」とまあ信じられないコメントが飛び出しました。私は一瞬反応することができませんでした。私はきょとんとしておりましたがさらに信じられない言葉がMちゃんから飛び出ました。「もし良かったら・・・・」

えええええええ??私は何も言ってないのに、なぜか話がまとまっていないか???と、まったくもって話についていけない自分がおりました。そして母からの言葉で我に返ります「お前は、成人式、誰かと行くのかい?」

「いや一人で行く予定だったよ」

実はこの言葉が出てくるのに、私の体感時間は10年くらいかかったような気がします。(かなりオーバーですが)そうです。私は数秒でこの言葉を出すのに、恐らく体感時間で10年は悩んだはずです。

【私の心の中】(究極の選択中)

自分A:成人式にこんなに美人なMちゃんと一緒に行ける。しかも二人っきりで!間違いなくこの後Mちゃんは私の彼女になる。やった!

自分B:何言ってるんだ。あいつらと一緒に行くんだろう。どれだけ付き合ってきた仲間たちなんだ。あいつらと一緒に成人式に出て、思いっきりハメ外すんだろう!親友たちを裏切るのかお前は!

恋人(なる予定!)と親友達。どっちを取るのか悩みに悩んだ結果、私は愛を取ることにしました。私が強く感じたのは、一生に一度の成人式にMちゃんと二人で行くなんて、間違いなく運命。もしかしたら、Mちゃんと結婚するかもしれないと。

親友達に申し訳ないという気持ちが強かったですが、愛を取ることを選択した私でした。後日談ですが、親友たちは成人式の後、カラオケボックスで相当盛り上がり、かつ相当お酒を飲んだそうです。そしてみんな口々に「裏切者~~~~」と叫んでいたそうな!

ですが、結局は親友たちも許してくれて、「それはそうだよ。彼女を取るに決まっているよな。俺だって彼女がいればそうするよ。」とまあ穏便に収まりました。お陰様で何十年経った今でも仲良くしております。

しかし親友の家に遊びに行くたびに心が少し痛みます。今でも親友の部屋に飾ってある成人式の時に撮った親友たちの集合写真には、私だけが映っていません。愛を選択した当然の結果です。大切なあの瞬間、親友たちと過ごすことができませんでしたが、私にはもう一つの大切な思い出が出来たのだから、きっとよかったんだと思っています。

【簡記バージョン】

成人式を目前に控えた私。当然中学からの長い付き合いの大切な親友達と参加予定。そんな時、前から気になっていた母親のパート先の女の子Mちゃんと急接近。その子も同じ年ですが、今のところ一人で成人式に参加予定とのことでした。

母親から強烈な一言が!「じゃあうちの子と一緒に行けば?」そしてMちゃんからの返事が「もし良かったら・・・・」果たして私は、親友達と成人式に行くのか?それとも好きな彼女と行くのか?一生に1度の最大級イベントで究極の選択!

悩みぬいた私は、成人式という最大級イベントにMちゃんと二人で行くことを決意。結果的に親友達を裏切ることに。そして親友達の大切な成人式の集合写真。私だけが写っていません。久しぶりに親友の自宅に遊びに行くたびに、私だけがいない、当時20歳のいきいきした親友達の顔を見ると、いつもチクリと心が痛みます。

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