子供はいたずらをするものです。時には、大人であれば刑事罰になるような悪いことをしてしまいます。例えば、親の財布からお金を盗むなんでことも・・・。子供は、こんな悪いことをして、叱られたり、怒られたり、時には殴られたりして、悪いことは悪い。やってはいけないことと学び、大人になっていきます。
今回は、悪いことをしてしまった子供に、どのように罰を与えればいいのかを考えていきたいと思います。結論を先に言うと、子供のためになる罰の与え方。これができたら最高だと思いませんか?私が実際にやってみた罰の与え方をご紹介します。
【エピソード】
私の娘(19歳)が実際にやらかした「事件」です(笑)。娘が大学生になったと同時に、クレジットカードの家族カードを持たせました。もちろん使用限度額はひと月1万円まで!それを超える場合は、翌月申し出て親に現金で支払う約束になっていました。
なぜ我が家ではクレジットカードの家族カードを持たせたのかというと、キャッシュレスがこれだけ普及していると、現金のみの対応は非常に不便であるからです。お小遣いを現金1万円で渡すところをキャッシュレスで渡したと思ってください。ところが、娘は約束を破り使い込んでしました。それがこんな感じです。
【父親の目】
1か月目:カード使用履歴を見ると娘の使用金額が多いな。まあ大目に見るか・・
2か月目:(特段チェックをしていませんでした。)
3か月目:むむむ!!!5万円もオーバーして使っているではないか!!
その後私は娘を呼び出してこう言いました。「クレジットカードの使用金額だけど、ひと月1万円までだったよね。先月だけど、はるかに超えているのだが分かっているのかい?」すると娘はすぐに謝りましたが、私は続けて言いました。「家族カードで〇子(娘)の使った金額は分かっているからね。その分返金してね。軽く10万円は超えているから。」
そう言うと娘は困り果てて払えないと言いました。そこで私は「じゃあ罰を受けてもらうしかないけどいいか?」と聞くと何の罰と聞き返してきたのでこう言いました。「別に返金してもらえればいいんだけど罰を受けるのか受けないのかを聞いてるんだけど。」
すると娘は渋々罰を受けることを了承しました。そして私は、翌日娘に罰を提示しました。その内容が次のとおりです。
1 罰その1
①自分がクレジットカードで購入したものをリストアップすること。
②その中で、本当に必要だったもの○印、あった方がいいが、我慢できたものを△印、完全に必要ではなかった、衝動買いだったものを×印を付ける。
③リストを見て、必要だったもの、我慢できたもの、衝動買いだったものの金額を出してお父さんに提出。
2 罰その2
①厚切りジェイソンの本を読むこと。そして何を学んだかの感想文を書くこと。
※感想文の詳細が気になる方はこちらをご覧ください。
リンク:
②本を読んだ結果、罰その1で作ったリストを見直し、何がいけなかったのか、今後はどのように変えていくのかの反省文を書くこと。
3 罰その3
①今後無駄遣いをすることがないように、簿記3級の資格を取ること。
以上です。現在(2022年3月)は、1、2の提出を受けたところまでですが、娘からは次のように言われました。
【娘からのコメント】
罰を受けると聞いて、とてもいやな気持になったし、後悔もした。だけど今までいろんな罰を受けてきたけれど、こんなに自分のためになる罰はなかった。今回の失敗でとても重要なことを勉強させてもらった。お父さんありがとう。
以上です。子供はいくつになっても、問題を起こしてしまうものです。悪いことは悪いと叱ることは大切です。ですがせっかくやらかしてしまったのですから、二度とやらかさないように、一風変わった罰を与えてみては如何でしょうか。
【まとめ】
子供が何か悪いことをしてしまったら、その悪いことから学ばせたいことに関連する罰を与えましょう。子供なりに気付きになり、その罰が人生の経験として大切な勉強の機会になる可能性があります。
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