ポンコツヤローの異世界放浪 LV0

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②ポンコツヤローの異世界放浪

ストーリー:メイン登場人物は、小中学校からの幼馴染8人組。いわゆる親友であり悪友。全員17歳で一人を除き高校2年生。そんな仲間たちの日常に突然の異変で、いきなり異世界に放り込まれて、自力で生き抜く物語。

登場人物:

  • タカ(主人公) 運動神経抜群、体操部と柔道部をかけ持つ。メンバー中一番頭がいい。
  • アンザワ   高校中退で唯一のプー(無職)。メンバーに憩いの場を提供する重要人物。
  • カズキン   メンバー中一番運動神経抜群で最も小柄。リーダー的な存在。
  • シゲ     がっちりした体形でメンバー中一番の力持ち。一番バカでドジ。
  • ヤナ     ずる賢く腹黒。実はメンバーの中でちょっと嫌われているがノリがいい。
  • ブー     メンバー中唯一の眼鏡君!頭も良く、最も冷静に物事を判断できる。リーダー役。
  • タクボク   メンバー中一番長身そしてイケメン。一見さわやかであるが実はかなりエロ。
  • ミツ     メンバー中一番やさしく周りに対し、常に気配りをする。ただ、残念ながらデブ。

LV0:ヤバ!ここどこよ?

 「アンザワいるか~」私はいつも通り、親友のアンザワの家に行き、2Fのやつの部屋に向かって声を掛けます。(ガラガラガラ)小窓が開いていつも通り「お~上がって来いよ~」まったくもっていつもの会話です。「今行く~~」

 おっと既に集まっている悪友たち。今私たちは、高2になったばかり。親友のアンザワは高校中退で現在プーをやっている(プータローの略。無職という意味)ため、いつでもこいつの部屋に行けば、みんなと会えるというまさにたまり場。そして4人集まると始まるのがマージャン!

 「よっしゃ!やるか~」と私の掛け声のもと、マージャンが始まりました。いつもの楽しい日々。時間が経つのも忘れて、マージャンに没頭していました。そして次々に悪友たちが集まり、あるものはファミコンを、あるものは雑誌を各々楽しんでいました。毎日変わらない、そして永遠に続くと思われる楽しい日々。のはずでした・・・・・。

 「今何時だ~」と誰かが言いました。私も我に返り、「お?もうこんな時間か??」時刻は23時を回っています。「腹減ったよな~」シゲが言います。「そうだなコンビニ行くか?」誰かがそう言い、みんなでぞろぞろ部屋を出ました。そして玄関を開けて外に出ました。今思うとあの時に「異変」を感じれば良かったのです。

 「な~」ブーが突然ぼやきました。「なんだ~?」私がだるそうに答えます。「なんか変でない?」ブーが言います。「なんで~いつものコンビニに・・・あれ?ない??」確かにいつも通りのアスファルトの道路を歩き、たったの5分で着くはずのコンビニに、もうついているはずなのコンビニがない。

 私たちは周りを見回すと、似ている風景だと思うもののなぜか違う町にいるのではないかと疑問に思いました。そしてヤナが言いました。「絶対おかしい。」その時タクボクが叫びました。「おい!来た方を見てみろ、家が亡くなっているぞ!」

みんなで一斉に振り向くとそこには今まであったはずの家が見当たりません。そして一目散にアンザワの家の方に走りました。とにかく一旦アンザワの家に戻ろうと・・・・・。しかし家に戻ったはず、着いたはずなのに・・・・。なんだこれは・・・。

何百回も通ったコンビニ。何百回も通った帰り道。間違えることなどありえない。しかしそこにはまるで見たことのない一風変わった家が建っている。はっきり分かることはアンザワの家ではない。そして一同周りを見渡すと、そこはもう日本の風景とはかけ離れた街並みでした。

もはやここ日本ではないと誰もが理解していました。全員一斉に出た言葉は「どこだここは???」しばらボーゼンと立ち尽くす私たちでした。そして私が一番番最初に我に返り、私はみんなに声を掛けます。「全員いるか?はぐれてないか?とにかく離れるなよ。」

みんな私を中心に集まってきます。大丈夫全員います。しかしここは、見たこともない建物、見たこともない人々が目の前にいます。するとブーが言います。「もしかしてここ、異世界ではないのか?だってほら妖精がとんでないか?」そしてミツも「うん飛んでるよね。間違いなく・・・」

 私たちは妖精が飛んでいるところを見て、改めてとんでもないところに来てしまったと自覚したのでした。そしてこれから一体どうなってしまうのか、そんな不安で心がいっぱいになっていたのです。

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