愛犬リッキーの奇跡の愛

スポンサーリンク
②社会人編

 みなさんペットを飼ったことがありますか?私は子供の頃、色々な動物を飼いました。母親が、もともと動物のことが好きだったのが主な理由で、犬、猫、インコ、亀、金魚、カブトムシやクワガタなどの昆虫。ざっとこんな感じでしょうか。

 いろんな動物を飼うことが出来たのは、私の人生ではとても良かったと思っています。やはり動物を飼うと人柄が優しくなると思います。(自分で言うな!!)今回は、我が家の代表的なペットだった愛犬リッキーの奇跡の話をしたいと思います。

 話が長いので最後の【リッキーの死期】の部分だけでもお読みいただければと思います。

 愛犬リッキーは、私が小学生6年生くらいの時に獣医師さんから引き取ったラブラドールの血が入った雑種です。このリッキーですが、とても頭が良い本当にかわいい犬でした。そんなリッキーを母がとても可愛がり、餌やりや散歩はもちろんのこと、体を洗ったり、時間があれば可愛がっておりました。ペットとしては一番長かったのかな?確か約10年に渡って我が家の愛犬として家族の一員となりました。

 そんなリッキーも10歳を超える頃には老犬になり、あれだけ好きだった散歩もおっくうになる始末でした。そんなときの話です。私が母に言われリッキーを散歩に連れていきました。正直なところリッキーの散歩はほとんど母が連れて行っていたので、たまに私が連れて行っても、あまりうれしそうな顔をしていませんでした。(多分間違いない。)

 だいたい2キロくらいでしょうか。いつもの散歩コースを歩き、折り返し地点である広い芝生のグラウンドに到着時です。リッキーは疲れてしまい。その場に寝ころんでしまいました。そしてどうにも動きません。

 私は首輪のロープを引っ張り上げたり、少し頭を叩いたり、撫でたりしましたが、一向に立ち上がろうとせず、ゴロッと転がったまま全く動こうとしませんでした。その時私は、(いや~困った。全く動かない。年なので疲れてしまったのか??)と思い、途方に暮れておりました。

 リッキーがゴロッとしたまま動かくなってどれくらい時間が経過したのでしょうか。だんだん腹が立ってきた私は、このまま放置して帰ろうか?それとも蹴りを入れてやろうかとだんだん考えが過激になってきた頃、急にリッキーが立ち上がりました。

 おお?なんだと思ったら、急に全力で駆けだしたのです。私はお届いて首輪のロープを強く握りしめて、リッキーがどこかへ行かないように制止しました。しかし老犬とは思えないほどの力でした。そしてその理由がすぐに分かったのです。

 「リッキー」その声は、母の声でした。リッキーにはこの母の声が聞こえたのです。しかし凄い力で進もうとするので、さすがにロープを握りしめて飛び出していかないようゆっくり母に近づこうと思ったところで、なんとリッキーが私に噛みついてきました。

 恐らく理由は、一刻も早く母のもとに行きたかったのでしょう。私はついにたまりかねて、ロープを離してしまいました。その時のリッキーのダッシュは凄いものがありました。よほど母のことが大好きだったのでしょう。リッキーは母から元気をもらい、そのまま一緒に帰宅しました。(俺の立場は・・・・)

 ただ、話はこれでは終わりません。とうとうそんなリッキーも年には勝てず、お迎えが来る日を迎えます。もう寝たっきりとなり、おしっこに行きたい時だけ、なんとか立ち上がって、外へ行く。もうふらふらのリッキーでした。

【リッキーの死期】

 ある晩、犬小屋ではかわいそうなので、玄関に入れていたところ、リッキーが玄関の扉を叩きました。母はリッキーがおしっこに行きたいんだなと思い、玄関を開けた瞬間!ふらふらで立ち上がることがやっとだったはずのリッキーが、とんでもない速さで外に出て行ってしまいました。母が後を追いましたが、リッキーは森へと消えていきました。

 翌朝、母は森の中を探し回りましたが、とうとうリッキーの亡骸は見つかりませんでした。きっと死期を悟り、最後に迷惑をかけまいと、一人死に場所を見つけて森で果てたのだと思います。

 以上愛犬のリッキーの話でした。動物にも人間の愛情が深く伝わるのですね。そんな思いを私は持っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました